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​海だ! 水着だ!

「じゃあ打って変わって俺とアルムの水着の話な」

「えぇ……私めっちゃシリアスしてたじゃん……??」

ということで。

ジャック・アルファードの水着と。

アルム・アルファードの水着が完成した。

流石のエーミールもこの時期にはこうなるのはよく知っている。

だって一昨年自分だってやったもん

人のことは言えないし、なんなら自分も頑張って票集めしたもんね。

「アルム可愛いだろ。可愛いって言え。俺より票が少ないのが解せないが」

「っていうかあなた私達の誰よりも一番票取ってません??」

「アルムより俺の方が票多いのが解せない」

「言い方替えたって結末同じですよ」

なお、現在ジャックはアルムより2倍の票数を取っていることが解せないという。

こんなにアルムが可愛いのに俺が票取っていいのか?

アルムの色を使っている俺の方が票多くていいのか?

これはアルムがいるからこの水着が完成してるんだぞ??

と、色々と悶々している。このリア充共め。

「……というかジャックさん」

「なんだ」

「私多分、アルムさんにも負けてます」

「それならまあいいか」

「酷い」

はてさて、水着コンテストは一体どうなることやら。

これは、猟兵達の秘密の物語。​

​記録と記憶に残るだけの、小さな物語。

​シークレット・テイル

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