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「いやぁ、大惨事もいいところですよねえ」

せっせと司令官システムの修理と根幹治癒を施す燦斗

システムを担う者達の脳にダメージが入ってないかを確認しつつ、

世界の通信網全てを復帰させていく。

《賢者《ヴァイゼ》》による知識さえあれば、通信網の復帰も根幹治癒も簡単なものだ。

だが、ミメーシスは何が目的なのか。それだけが彼の頭に残る。

この世界を支配したとしても、得られるのはゲートの移動とコントラ・ソールぐらいで。

あとは支配下に置いて使役する奴隷ぐらいか。

空から飛来することが出来るのならば、ゲートは不要と考えてもいい。

長い時間をかけて移動するのが嫌だ、というのなら使うかもしれないが……。

現状、ミメーシスには不要だと思われる。

「だとしたらコントラ・ソールが欲しいってことになりますが……」

じゃあ、コントラ・ソールが欲しいとして。

『どの力が欲しいのか』。

《無尽蔵の生命《アンフィニ》》、《賢者《ヴァイゼ》》、《時間操作《クロノスタシス》》

《預言者《プロフェータ》》、――――、――――、――――

――――、――――、――――、――――

燦斗が持っているだけでも多数のコントラ・ソールがあるし、

エルグランデに住まう存在が持つコントラ・ソールも膨大な数存在する。

その中からミメーシスは一体どんな力を狙っているのか。

「……やはり鍵は200年前……か」

ミメーシスの存在は、何も今回だけに限った話ではない。

200年前にも彼らはやってきている。

戦争とまで呼ばれるほどに発展して、エルグランデの世界を大きく傷つけた。

だけど彼らはその時には『突如撤退した』。

その理由は元ミメーシスの存在であるマルクスにもさっぱりわからず。

ただ、マルクスはその撤退に置いて行かれてしまったのだ。

「……考えたくはないんですけどねぇ」

はあ、と小さくため息を付きながらも、燦斗は手を動かす。

ここで手が止まるのは世界の終わりに等しいのだからと呟いて、

「私が原因、って可能性が高そうな気がしますよ」

​この有り様は、自分が生まれたせいだと呟いた。

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​2025.11.23 トップ更新

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​第13章 リプレイ1件追加

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2025.10.6 トップ更新

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2025.10.1 トップ更新

​第13章 開始!

2025.9.11 トップ更新​

2025.9.4 トップ更新

​一部のNPC達の行動が不可となりました。​​

これは、猟兵達の秘密の物語。​

​記録と記憶に残るだけの、小さな物語。

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